エアコン設置での節約術について

エアコン設置での節約術について
エアコンを使用する家庭が多くなり、現代では必須家電製品として知られています。
しかし、それゆえに気になるのが初期投資や電気代についてです。
「電気代が高くなったら嫌だなぁ」と思っている方も多いですし、
「設置料金とかもかかるのかな」と不安になっている方も多くなっています。
実際に電気料金については、毎月かかるものなので節約したいところですよね。

そこで、この記事でエアコン設置に関して、節約できるポイントなどを紹介していきます。
しっかりと節約し、無駄のない生活を送りましょう。
環境にも経済的にも良い世界を作るのは、この記事を読んでいる方自身です。

◆設定温度を変える

エアコン
あまり知られていないのが設定温度です。
エアコンと言うのは、温度設定をすることで、部屋の気温を調節できます。
その設定温度を1度上げるだけでも約10%の節電効果があると言われています。
部屋を冷やすための温度は1度単位で考えましょう。
温度に関しては、28度くらいに設定しておくのが良いです。
日本の夏場は30度を越えることも多いので、28度でも扇風機などを活用することによって、
快適に生活することができます。
我慢できるラインを設定して、その温度よりも1度高い温度で生活すると、節約効果も高いですよ。

冷蔵庫などと同じで、1度の差でも大きな電気代になってくるのが家電製品です。
一か月単位で見ると、そこまで大きな違いはありませんが、
年間単位で見てみると、大幅に費用を削減することができることに気づきますよ。
ぜひトライしてみてください。

◆エアコンの風向きは上向きに
エアコン2
これは節約方法というより、活用方法なのですが、エアコンの風向きにも注意すると良いです。
冷たい空気と言うのは上から下に流れるようになっています。
そのため、風向きは上向きにしておくことがお勧めです。
そうすることによって、冷たい風が上から下に向かうようになります。
冷たい空気は当然上から下に循環するように流れるので、部屋全体を効率的に涼しくすることができます。
最初から下に向けていると、空気は部屋の下側に溜まるだけで、部屋全体を冷やす効果は少ないです。
また、上向きに設定しておくときは、扇風機などを併用すると、より効果的です。
扇風機はエアコンに比べてコストが低いので、うまく活用すればしっかり効果を発揮します。
扇風機は風さえ起こすことができれば、基本的に何でも良いです。
ただ、高い位置に設置することなどが必要になるので、こちらは無理にやらなくても良いです。

◆風量調整は「自動調整」が良い
エアコンには風量の調整が出来る機能があります。
これは勘違いが多いのですが、「低」に設定しておく方が、効率が悪いことがあります。
「低に設定しているから、節約効果があるだろう」と思っている方も多いのですが、そうではありません。
部屋の気温と言うのは、常に一定と言うことはありません。
暑くなったり涼しくなったりを繰り返します。
そのため、「低」に設定しておくと、涼しい時でも厚いときでも一定の風量になってしまうのです。
常に「低」の状態よりも、「自動調整」にして、その部屋の状況に合せていくほうが、効率が良いのです。
この機能に関しては、勘違いされていることも多いので、基本的には「自動調整」にしておくことをお勧めします。
そうしておけば、電気代は確実に節約していくことができますよ。