外壁のリフォーム 外壁塗装など色選びのコツ

外壁のリフォーム 外壁塗装など色選びのコツ
一軒家に住んでいる方は、自分の家を客観的に見たことはあるでしょうか。
もちろん家を建築するときに、工事会社と打ち合わせをして色を決めていくのですが、
完成してから「この色だと馴染まないな」という事があります。
リフォームするときも同じで、新しい外壁の色にしようと思っても、
なかなか納得できる色がないことがあります。

そこで、外壁のリフォームをするにあたって、おすすめの色について紹介します。
長く住むことになる家なので、色合いにも十分気を付けたいところです。
近所の家との協調性や色相も考えて決めていくことをおすすめします。
外壁は色が少し違うだけでも印象が全く変わってくるので、よく考えて決めましょう。

◆色合いの選び方
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まずは、どのような色合いにするかを大きなイメージで頭に思い描いてみると良いです。
「暖かそうな暖色系の色にしようかな」
「汚れにくそうだし、暗い色がいいかな」
「周りの家と合わせて白くしようかな」
というイメージを頭に思い描いて下さい。もちろん好きな色で良いです。

・暖色系
よく家の外壁を新しい色にしようと考える方の中に、
暖色系にしようと考えている方が多いです。
一見すると赤やオレンジ、黄色というのは温かみがあって良いように思いますが、
実は周囲との景観を損ねてしまって、
自分の家だけが浮いた存在になってしまうこともあるので注意が必要です。

・寒色系
いわゆる水色や青系の色合いが寒色系です。
これは暖色系よりは日本の住宅街に多いです。
ただ、濃い青にしてしまうと印象が強すぎて、これも周囲の住宅から浮いてしまう可能性が高いです。
寒色系にするなら、白に近い水色にするなどの配慮が必要です。

・無色系
白や黒というモノトーンカラーは家にマッチします。
暖色系も寒色系も白や黒に近いと、落ち着きがあって良い住宅となります。
実際に白い家が多いのは、周辺の経験を損ねないように日本人が作っている為です。
ここで一つ注意してもらいたいことがあり、白い外壁だと汚れが目立つので、
外壁に加工して対処しましょう。

・例外の木造
色とは関係なく、木造建築の外壁もあります。
木材の材質をそのまま活かした家は人気であり、近年でも多く建築されています。
この場合、ほとんどが茶色の経験となるので、そのイメージを頭に入れておきましょう。

◆緑との調和を活かす方法
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家を建築するにあたって、気を付けなくてはならないのが「周囲との調和」です。
周囲の景観に合っていないと、家が浮いてしまう印象になるので、
しっかり周囲の景色と兼ね合いながら決めていきましょう。

そこで一つの基準となるのが緑の樹木です。
庭に木を植えている家庭や、家の前に樹木がある方は、
それらの景観と合わせると良いです。
緑が家の色を調和してくれるので、見た目も良くなります。

ちなみに緑に合う色合いとしては、白やグレーなどのシンプルな色となります。
日本の住宅に白やグレーが多いのは、そういった理由があるからとも言えます。
色合いとしては、肌の色の明るさに近づけると周りと調和します。
明るいオレンジや赤は刺激が強いので、圧迫感を与えるので注意しましょう。

◆カラーシミュレーションを活用
外壁のリフォームの際、近年はシミュレーションをしてくれる業者が多くなっています。
自分の家が完成した時にどのようになっているのかを
見ることができるので、しっかりと活用しましょう。
カラーシミュレーションを行えば、どの色の家が良いのかを十分に把握できるので、
気になる色があれば全てシミュレーションで見ておくと良いです。

ただ、シミュレーションをしても天候によって見え方が違うので、
実際には業者と何度も打ち合わせをして決めていくのが主流となります。
失敗しない外壁塗装を行って、素敵なマイホームを手に入れましょう。